いちかわ地域症例検討会とは


私は長年、アトピー性皮膚炎、喘息、アレルギー性鼻炎や結膜炎などのアレルギーと向き合ってきました。
 少し体が楽になった今は、これまで過ごしてきた時間を振り返り、仲間とともに健康に向けてさまざまな活動をしています。
 体力的にも精神的にも、最も辛かった20年前の私が感じていたこと。「~だったらいいな」という想いが、今の私の活動の原点です。

「こんな症状が出て人目は避けたいけど、気分を晴らしにどこかに行けたらいいな」
「シャンプー持ち込み可能の美容院があったらいいな」
「肌に刺激のないかわいい下着があったらいいな」
「家族にも言えない気持ちを話せる相手がいたらいいな」
「病院情報が簡単にわかったらいいな」
「もっと目を見て、じっくり話を聞いてくれるお医者さんがいたらいいのに」
「建材や接着剤について詳しく説明してくれる業者があったらいいのに」
「学校の先生たちにもう少し理解があったらいいのにな」

 当時は、日用品も化粧品も、外食をはじめとした食べ物や衣類、建物も、空気も水も、ありとあらゆるものに疑問と不安を持っていました。
 そして何より、それらの情報や自分の想いを共有する仲間がいたらどんなにいいだろう!と感じていました。

 20
年の間に、医療の在り方も、人々の環境に対する意識もずいぶん変わったように思います。私たち患者に対して理解ある社会になってきているのだと感じます。だれかが声を上げ、だれかが受けとめて、改善してくれているのでしょう。
 ありがたいことです。

 さらに、このいちかわ地域症例検討会を通じて、患者サイドからの具体的な情報発信と、周囲の方への理解が得られることを願っています。
 

 そしてアレルギーに関わらず、様々な症状に苦しんでおられる方に何かのお役に立つことができたら幸いです。


              いちかわ地域症例検討会

                  代表 山本聡子